Tool 準備するべき装備と道具
湯の滝のぼりは、水の中を歩いたり、滝を登ったりする初歩的な沢登りのアクティビティです。下半身を中心に濡れることを前提とした準備が必要です。
以下のものを準備して、貴重な体験をお楽しみください。

準備しておくもの
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- ・湯の滝登りでもっとも重要な装備はシューズです。カムイワッカに適したシューズを選ぶことで大幅に安全性や快適性を向上させることができます。
- ・最奥の上流部まで登るには、沢登りや釣り用に販売されている専用のシューズや足の甲とくるぶし全体を覆うウォーターシューズ、マリンシューズなどが最適です。フェルトソールの足袋などもよいでしょう。こうしたシューズのソールは、ラバータイプとフェルトタイプがありますが、どちらでも問題ありません。
- ・1の滝までの下流部のみであれば、ストラップサンダルや靴下だけでも問題ないでしょう。
- ・いかなるシューズも素足で履くことは避け、くるぶしやスネを保護できるソックスを着用しましょう。
- ・完全に水の中を歩くことから、登山靴やトレッキングシューズ、スニーカーなどは不快です。長靴は完全防水ですが、湯の滝を楽しむことはできませんし、浸水すると悲惨です。
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- ・上下ともに濡れても乾きやすい、化学繊維のウエアが適しています。厚みがある素材やデニムなどは濡れると乾かず、重くなるため適していません。
- ・上下ともに素肌を露出しない服装がよいでしょう。下半身はハーフパンツやサーフショーツなどが動きやすくおすすめですが、転倒や擦過傷に備えて、タイツなどを組み合わせるのがおすすめです。長ズボンの場合は、薄手で歩きやすい登山用パンツなどがよいでしょう。上半身は薄手の長袖シャツなどを基本とし、寒さや日差しに備えてウインドブレーカーやパーカーなどを重ね着するのがおすすめです。
- ・全身濡れる前提で水着の方もいます。
- ・全身の着替えを用意されることをお勧めしています。
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必須ではありませんが、3~4の滝は岩を登ったりするのであると便利です。
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- ・持ち物は必要最小限とし、両手が自由になる小型のバックパックなどに収納しましょう。手提げのバッグやショルダーバッグなどは適していません。
- ・着替えや不要な荷物は滝の入口に預けることができます。
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水にぬれますので、帰りに足を拭くタオルがあると便利です。
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500mL程度あればよいでしょう。甘い飲み物は、ヒグマのいる地域なので避けましょう。
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カメラやスマホ、車の鍵などの電子機器類は防水バッグなどに入れるのがおすすめです。
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身体を洗うときに使用します。
利用後に皮膚がかゆくなる方がいます。 -
ヘルメット (無料レンタル)ヘルメットは、身を守るため、必ず着用してください。
参加者には、現地入口にて、無料でお貸しします。
ご自分のヘルメットを持参していただいても構いませんが、必ず登山・クライミング用のヘルメットであることをご確認ください。(一般の防災用やサイクリング用とは仕様が異なります。また、持参されても、料金の返金や減額はできません。)
レクチャー動画(装備紹介/日本語版)
Lecture Video(Equipment/English version)