Risk リスクをご理解の上、お楽しみください

カムイワッカ湯の滝は、自然のままの川を自分の力で登っていく アドベンチャー・アクティビティの場所です。
安全のための施設やロープのような補助具が整った観光地ではありません。

登山や沢登りと同じように、様々な危険や注意点があります。
以下の点を、必ず、あらかじめご確認ください。

管理が行き届き、安全の約束された観光地ではありません。自己責任のバックカントリー領域です!
カムイワッカ川は、高さ数メートルの滝がいくつもあり、昇降を補助する設備や道具
(階段やロープ、鎖など)もなく、また昇降を補助する者もいません。
登山と同じように、自分自身の力によってのみ、登り・下る場所です。
全ての行動に自己責任が求められるバックカントリー領域です。
転落や滑落、ケガの恐れがあります!
カムイワッカ川は、硫黄成分の強い強酸性の川のため、比較的滑りにくい川です。
しかし油断をすると、自分自身や、近くにいる人の失敗によって、転倒したり、滝に滑落してしまう恐れがあります。
その結果、大怪我や死亡にいたる事故が発生する恐れがあります。
(※ これまで死亡事故は発生していませんが、今後発生しないとは限りません。)
携帯電話の電波が届きづらい不感地帯です!
カムイワッカ・エリアは、携帯電話の電波が極めて弱いエリアです。
様々な情報の入手や、市街地との連絡がしづらい環境にあります。
もしものとき救助要請から40分以上の時間がかかります!
救急車が必要な非常時には、現地にいる補助員が無線を使って、救急要請をすることになります。
しかも、救急要請をしてから現地に到着するまで40分以上の時間がかかります。
主催者によって現地に派遣されている補助者は、救助要請通信の補助はするものの、
救命救急の訓練を受けた者ではなく、若干のお手伝いをすることしかできません。
ヒグマの生息域です!

カムイワッカ・エリアは、ヒグマのごく日常的な生活圏であり、カムイワッカ川の中や近く道路上でも、
ヒグマに遭遇するおそれが高い場所です。
また、遭遇した場合には、自分自身で身を守るための適切な行動をとらなければならず、
最悪の場合、ヒグマに襲われ、人身に被害が及ぶおそれがあります。
ヒグマへの基本的な対処方法は、こちらのWebサイトで必ずご確認ください。

ヒグマに出会わないために
▶ 出会わないために(ヒグマ対処法)|知床財団|世界自然遺産「知床」にある公益財団法人 (shiretoko.or.jp)

ヒグマに出会ったときは
▶ 出会った時は(ヒグマ対処法)|知床財団|世界自然遺産「知床」にある公益財団法人 (shiretoko.or.jp)

落石に注意してください!
カムイワッカ川では、まれに両岸斜面から落石が発生することがあります。
落石を防ぐための防護柵などは一切ありませんので、五感を働かせて、周囲の状況に常に気を配る必要があります。
実際に落石に遭遇した場合、自分自身で身を守るための適切な退避・防御行動をとらなければなりません。
最悪の場合、石にあたり、人身に被害が及ぶおそれがあります。
その他、予測が難しい危険があります!
他にも、自然地域特有の事象、例えば河川増水・地震・落雷・倒木・火山噴火などの事象が発生し、
巻き込まれるおそれがあります。
河川増水の場合には、現地補助員の判断で、川を閉鎖しますが、それ以外の事象は予測が難しいことです。
周囲の状況に常に注意をすることが求められます。

以上の注意点を踏まえて…
不安を感じられた方は、ご利用を控えることが賢明です。
また、実際に川に入った後でも、不安があるときは引き返すことも重要です。
特に、登りよりも下りの方が難しいことを忘れないでください。

ヒグマのこと

必ずご覧ください

ヒグマ対処法:

ヒグマ対処法を詳しくみる
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