About カムイワッカ湯ノ滝のぼりとは

カムイワッカ・エリアの中で最も人気がある体験が、お湯が流れる川をのぼる「カムイワッカ湯ノ滝のぼり(カムイワッカ湯の滝)」です。
カムイワッカ川は、道路から川に入る登り口(入渓地点)から上流400~500mほどの付近で、川の斜面の割れ目から約70℃の温泉が幾筋も川に流れ込んでいます。

そのため、入渓地点では約25℃ほどですが、いくつもの小さな滝を超えて、上流に登るにつれて温度が上昇していき、最終地点の「4の滝」付近では、約35~38℃ほどになっています。 やや暖かい水しぶきを体に浴びながら、いくつもの小さな滝を乗り越えていくのが、最大の醍醐味です。

レクチャー動画(「1の滝」から「4の滝」紹介/日本語版)

いくつか基本情報や特徴、歩行のポイントをお伝えします。

基本情報
対象者
・健脚でリスクに関わる重要事項に同意できる方
・小学生以上(小学生の参加は保護者の同伴を必須とし、1の滝より下流部での利用を推奨)
・足腰の不安にある方、妊娠している方、飲酒をしている方、骨折やギブスをしている方の参加はご遠慮ください。
歩行距離と高低差
片道約400mで、高低差(標高差)は約80mです。
行きが登りで、帰りが下りです。
所要時間
川の入り口から最奥地点の「四の滝」まで往復すると、60分~90分くらいかかります。(川で水遊びをしたり、ゆっくり楽しめばもう少しかかるかもしれません。)
観光の拠点となるウトロエリアから往復のアクセス、到着後の準備などの時間を総合すると3時間~4時間程度の所要時間が必要でしょう。
水深
滝つぼを除くと、全般的に水深10cm以下の場所を歩きます。
それでも、流水(お湯)の勢いや深みに足が入り、ひざ上や上半身が濡れてしまう人もいます。水着を着て、積極的に滝つぼで遊ぶ人もいます。また、転んでお尻を濡らしてしまったり、まれに誤って滝つぼに落ちてしまう人もいます。
泉質
典型的な酸性硫酸塩泉、ph1.6程度の強酸性です。皮膚病や糖尿病に効果があるとされています。肌の弱い方やお子さまは、利用後に痒くなることがあります。真水で洗い流すとすぐに治まりますので、念のため真水をご用意ください。
歩き方
意外かもしれませんが、カムイワッカ川の場合、水の中の方が滑りません。強酸性の泉質のため、魚がおらずコケも生えないためです。水が流れている縁の濡れた石の方が逆に滑りますので、ご注意ください。特に下りでは、水の中を、できるだけ小股で、上体を起こして歩くことが滑らないコツです。
装備・服装
湯の滝のぼりは、水の中を歩いたり、滝を登ったりする初歩的な沢登りのアクティビティです。下半身を中心に濡れることを前提とした準備が必要です。
装備・服装
  • ① ヘルメットを必ず着用しましょう。(予約者には現地(川の入口)にて全員に無料でお貸しします。予約不要です。)
  • ② 濡れても乾きやすい服装がベターです。ひざ下は必ず濡れます。
  • ③ 軍手や手袋などがあるとベターです。
  • ④最奥の上流部まで登るには、沢登りや釣り用に販売されている専用のシューズや足の甲とくるぶし全体を覆うウォーターシューズ、マリンシューズなどが最適です。
    ・1の滝までの下流部のみであれば、サンダルや靴下だけでも問題ないでしょう。
    ・いかなるシューズも素足で履くことは避け、くるぶしやスネを保護できるソックスを着用しましょう。
  • ⑤持ち物は必要最小限とし、両手が自由になる小型のバックパックなどに収納しましょう。カメラやスマホ、車の鍵などの電子機器類は防水バッグなどに入れるのがおすすめです。 そのほか、必要なものは、タオルと飲み水などです。
  • ⑥ タオル、着替え、飲み物などは各自ご持参ください。(濡れた服のままバスに乗車することはできません。)
現地サービス
現地には、仮設トイレ、仮設更衣室があります。売店や自動販売機はありません。着替えなど川で不要な荷物(貴重品を除く)はお預かりします。

レクチャー動画(登り方紹介)

Lecture Video(How to Climb/English version)

カムイワッカ全体地図
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